まちと灯り

町家の灯り

 

都ライトでは、外側からのライトアップとは異なり、町家の格子の内側にライトを設置します。すると、格子模様の光が路面に美しい模様を描きます。私たちはその光を、町家で営まれてきた暮らしの灯りに見立て、その暖かさや、町家の中と外、人と人とのつながりを表現しようとしています。

浄福寺通大黒町

大黒町は、西陣織の工房が数多く存在し、今でも西陣織の中心を担っている地域です。

美しい石畳の通り沿いには町家や工房が軒を連ねており、その町並みは職・住が一体化した特色あるものとなっています。

2018年度は、この織物の町、大黒町の職人の暮らしを灯りで表現しようと考え、「つくる」をテーマにライトアップを行いました。

通りには和紙とお花紙を使った手作りの行灯を設置し、ほのかな灯りを灯します。また格子を用いた影絵の投影も行い、通りに西陣の職人を映し出します。格子から漏れ出す暮らしの灯りとともに、これらのあたたかな光の演出もお楽しみいただきました。

上七軒通

北野天満宮を建造する際、余った木材を用いてこのあたりに茶屋が建てられたため上七軒と呼ばれるようになりました。花街として有名な上七軒では昔から芸者さん達が人々を魅了してきました。

2018年度は、上七軒エリアでは「みせる」というコンセプトで照明を行いました。

花をモチーフにした、ビンを用いた優美な照明を用いてライトアップを行い魅せる照明で上七軒を彩ります。芸舞妓さんをイメージした影絵を用いた照明も行います。
上七軒ならではの美しい照明をお楽しみいただきました。